日本という国 / 小熊 英二

増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ)
何故か息子がこの本を借りてきていた。彼が読む間に私も読んだが、かなり戦後史をまとまった形で、そして教科書が触れない側面から描いている良書だな、と思った。読み口も軽く、孫崎亨の戦後史の正体 (「戦後再発見」双書1) よりは読みやすいと思う。
右傾化している日本の現状からするとこの言説が諸手をあげて受け入れられる、ということにはならなさそうだが。

この人の書いた分厚い本、〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性 も読んでみたいなあ、と思った。

CD卒業?

うちの家のPC、ついにCDを認識しなくなった。ということはCDをリッピングすることができず、iPhoneないしAirMac Expressでは聴けぬぁいということだ。
ではしょうがない、家に一台だけあるミニコンポでCDを聴こうとすると、3曲目の途中くらいでCDが終了してしまう。ちゃんと一つのアルバムを再生してはくれない。

ヤバい。ウチではCDを再生することができぬぁくなってしもうた。

雪国 / 川端康成

tantanso2013-04-28

映画もクリアなイメージが浮かぶという点ではアレだが、みんないったのかな?

追伸: このような文を昨日酔って眠りかけで書いたが、何だかわからんね。

小説の方が散文的に書いてあって、そしてオトナな記述も多く、映画ではよりストーリーラインをはっきりさせ、そして余りにエロい場面は削除されている。これによって映画はわかりやすくはなっているものの、原作にはないラストがあったりして、原作の持つ味わいが少し損なわれているなーと生意気にも思ってしまいますた。

映画にするためには取捨選択も止むを得ないのでしょう。

ってこと。