押され買い

最近売り手の熱意に負けて買い物をすることが多い。

コンピュータのソフト売り場に行って何だかよく分からないから店員さんに質問したら親切に詳しく説明してくれ、そして段々セールストークに熱が入ってきた。そんなに欲しくなかったんだけど、「ま、ここまで説明してくれたんだから買うか」と買ってしまった。

そのソフトは1回使ってちょっとお蔵入りっぽい。


新聞の勧誘の人が電話をかけてきて、この人は毎回魅力的なオファーを用意していてついつい読まないのに取ってしまうんだけど、今回もそう。前回の「おいおい、こんなにやって大丈夫かいな」オファーにさらに洗剤10個をつけるという。

ま、いいか。

じゃ家に来て下さい、ハンコ押すから、と言う。

家に来てくれるのを待ってる間に、「やっぱりいらないかな」「どうせ読まないしな」「やっぱり断ろう」と心変わりする。

玄関のベルが鳴って両手にたくさん洗剤を抱えた彼がなだれ込むように入ってくる。「いや、あの、あのね?」

ま、いいか。

こういう買い物で得をすることはまず、多分、ない(笑)