Live @ 渋谷・BLUE HEAT as Rock 'n' Roll Gumbo

ここで演奏するのは2月17日に続き2回目。この日は台風4号が関東を直撃するかもでかなり心配だったが、ライブが始まるまでには影響ナッシャー木村。Blue Heatのマスターによるとどんなに台風でもライブを中止したりはしないそうだ。影響があるのは数時間だからだって。

ニューオーリンズばりに(想像だけど)湿気の多い中演奏を開始。南林間のええじゃないか衆みたく踊るお客さんと違い、座ってじっくり演奏を聴く静かなお客さんだったのでちょっと緊張。曲のアレンジが変わったのに前のアレンジで始めたり、曲の終わりが吹っ飛んでしまって音がうまく出なかったりはあったが、最終的な出来としてはいつもと同じくらい。新曲も何曲かあったけどうまくできた。

1st Setが終わってしばし歓談。お客さんの中に何人か今までこのバンドに在席したことがある人が来ていてリユニオン(同窓会)のようだ、と言っていた。実はこのバンドかなり歴史が長く、10年以上(20年とかかも)活動してるし、バンド名も以前はHip Shakersだったそうで、在籍したことのある人はかなりの数にのぼるらしい。私は在籍2〜3年くらいなので最終っつーか最新世代なのだが。

2nd setではだいぶノッてきて、暑い、もとい熱い演奏を繰りひろげる。今までずーっとやっているBig Chiefのような曲もちょっと(かなり)演奏方法を変え、サックスが前面にでるいい演奏になってきたな〜と感じる。このバンドでやる曲はスタンダードなものが多く、ロックの人、カントリーの人、ファンクの人、ニューオーリンズの人など様々なジャンルのミュージシャンが様々なアレンジで演奏している。だからバンドのメンバーによってお手本としているアレンジが違ったりしていて、ビート感が違ったりしていた。それが最近の練習でお互いを聴きあうことで少しずつ合いつつあり、その成果が出ていたと思う。

2nd Setが無事終了し、アンコールがかからなかったので、ありますよ〜と切り出し、かなり強引にアンコールに入る。以前メンバーだった二人、Iさんがソプラノサックス、Mさんが「高い」アコースティックギターを弾いて参戦してくれた。ソプラノサックスが入ると今のバンドに不足している高音域が補われて幅が出るし、ギターもエレキギターと音質が違うのでいい感じだった。楽しく2曲演奏して終了。ほど良く疲れて終わったあとのビールがおいしい、気持ちのいいライブだった。


1st set
Rock 'n Roll March
Burbon Street Parade
Josephene (Dance Version)
Careless Love
Jambalaya
It's All Over Now
Bon Ton Roullete


2nd set
Iko iko - Hand clappin' rumba
Tipitina
Big Chief
Blue Monk - Little Red Rooster
I'm Walkin'
楽しい夜ふかし - Mother in law


(アンコールを強要して2曲)
I ain't got no home
Huey Smith Medley