ラテン・パーカッション教室

機会があって参加するようになったのだが、それは初めて顔を出したときに先生と以下のような会話をしたからであ〜る。

私:「サンバのリズムって日本人が何もせずに盆踊りを踊れるようにブラジル人のDNAの中に既に入っているんだと思うんです。それを後天的に習得することは難しいと思うんですけど。」

先生:「それがそうでもないんです。リオのカーニバルに出てくるような人たちは大勢の人たちの中から選抜された人なんですね。現地のパーカッションチームの練習を見てても、リズム感がなくできない人はその場で帰らされ、どんどん振るい落としてゆく。そして残ったほんの一握りの人たちがすばらしいリズムを演奏しているんです。だから生まれつきみんなサンバのリズムが身についている、というわけではないと思います。
また、私日本の謡(うたい)習っているんですけど、この素養って私には全然ないです。日本人だから何となくできるかな、と思って始めたのですが全くそのようなアドバンテージは感じませんでした。」

だからリズムってのは練習によって後天的に身につくものなのだ、と続いた。そうか、それならサンバやってみようかな、と参加決定。

それが彼のセールストークなのかも、ってことに今書きながら気がついたのだが。。