Live @大井町 Groovers Paradise as Rock'n Roll Gumbo

© 2010 酩酊爺


リハが終わって近くの本格インド料理(だけどウエイターは韓国系、でもインドの言葉ペラペラ)でカレーを食べ、そろそろ7時なので飲んでるお客をウェルカムしにいくか、と店に戻ると怪訝そうな顔の店主が一人。やばい。。。
ドアが開いて子供がひとり入ってくる。あ、娘の保育園の子だ。お父さんも来てま、これでもお客はお客だ、と思っていると老若男女がワサワサ押しかけてあっという間に満員。演奏者もいい加齢臭出してるオッサンばかりなので、普段はそれに呼応した客層なのだが、この日は一番若いのは2歳(ウチの娘)、普段あまりお見かけしない妙齢の女性(含むウチのカミさん)も多く、ちょっと違った雰囲気の中ライブがスタート。
演奏者とお客の距離がほぼないハコなので、お客がいないリハの時と満員の今では聴こえる音がかなり違う。しかしなんだか暖かい感じでライブが進行していく。いつもは酔って吼える(ヤジる?)お客さんとワイルドなやり取りなどもあるのだが、やはり保育園児はそういうやりとりはしないわな。音が大きくて泣くかなあ、と思ったけどみんな静かに聴いてくれている。あ、寝ている子供が一人。ウチの息子だ。。。
Flogman Henryの曲の前に「次はカエルの声が聴こえるよー」等子供におもねったずるいMCを入れつつライブは無事終了。大人の視線も静かで暖かく、観客によってこんなにライブの反応が違うんだなーと感心。
また、いつもはライブが終わったらそそくさと楽器を片付けて帰らないと、終電近くのメチャ込み電車でスーザフォンが押しつぶされてしまうのだが、この日はタクシーで帰ってもそんなに遠くないというホームゲームなので、ゆったりと生ビールからホッピーへ至るフルコースを楽しみつつお客さんとの歓談を楽しむことができました。

グルーヴァーズパラダイス、この店が大井町にできて本当によかった。またここで演奏したいし、それまでもちょくちょく飲みに行くよー。