死にカタログ

死にカタログ
図書館で偶然見つけて借りました。このイラストってJTの「大人たばこ養成講座」と同じ人です。このイラストのタッチが好きだったのでゲット。

内容は、初心者向けです(笑)平易に死についての考察がいろいろなされているので、考え始めにはよい本です。しかし、私みたいな小学校自分に満月を見ながら突然「自分も死ぬんだ」ということを実感してそれからずーっと死のことを思索し続けている人には既に知っている内容が多く物足りない感じがしました。

色んな人の最期がどうだったのか、というテーマに多くのページが割かれています。最初は面白いなあ、と思いつつ読み進むのだが少し長すぎて飽きました。

さらに私も読んだキューブラー・ロスの死ぬ瞬間 死にゆく人々との対話の記述が何度も引用されていました。私的にはロスの本を読んだほうがより深く死、または死に至るプロセスを理解できるのになあ、と思いました。

でも絵は楽しかったですよ。暇つぶしにはよい本です。